城崎百人一首
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城崎に来て愉しい思い出をも重ねながら散策をしたのだろう。湯の香に浸りつつそぞろ歩く。下の句が実に何ともいい。心も元気になったのだ。温泉の効能、ここに極まれり。光景が浮かぶ。笑い声までも立ち上がって来る。雨もまた旅を彩るもの。小さい相合傘が大きな夢を包んでいくように。いつまでもお幸せに。兵庫県神戸市  兵庫県西宮市  水 田   佐々野 翔 城崎の湯の香ただよう川筋を青年のごと顔上げてゆく湯上がりの相合傘の小さきにつま先濡らし笑いあう夜− 6 −子明

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